子育てコラム

伊達市立図書館長おすすめ!絵本のご紹介

いつも伊達市立図書館をご利用いただき、ありがとうございます。

お子さんと一緒に読んでほしい「おすすめの本」をご紹介いたします。

図書館にありますので、お時間のある時に、借りにいらしてください。

【赤ちゃんに最初に出会ってほしい絵本】

「いない いない ばあ」

文:松谷みよ子、絵:瀬川康男、童心社

赤ちゃんは、「いない、いない、ばあ」が大好きです。「ばあ」と言った時の動物達のおどけた表情が楽しい絵本です。読み終わったら、赤ちゃんと一緒に「いない、いない、ばあ」をして、遊んであげてください。

 

【言葉を話すようになったら読んであげたい絵本】

「はらぺこあおむし」

作:エリック・カール、訳:もりひさし、偕成社

1つ、2つ、3つ、おいしいものを食べ過ぎ、おなかが痛くて泣いた青虫が、緑の葉を食べて元気になります。やがてさなぎになり、きれいな蝶に変身していく様子が、青虫が食べてできた穴と色鮮やかな絵で描かれた名作です。

 

【保育所や幼稚園に行くようになったら一緒に読みたい絵本】

「したのどうぶつえん」

作:あきびんご、くもん出版

我が家である日、話ができるようになった息子が、「パパと『したのどうぶつえん』に行ったんだよね」と言ったので、家族みんなで笑いました。赤ちゃんの時に上野動物園に行ったことを覚えていたのです。最近、図書館で「したのどうぶつえん」という本を見つけ、懐かしく思い出しました。読んでみたら、ユーモアと言葉のセンスが同時に磨かれそうな、楽しい絵本でした。

 

【小学校に入ったら自分で読んで楽しむ絵本】

「ふたりはともだち」

作:アーノルド・ローベル、訳:三木卓、文化出版局

淡い色使いの表情豊かな絵で、がまくんとかえるくんのほのぼのとした友情を描いた5つのお話です。第5話「おてがみ」が、2年生の国語の教科書に載っています。私は、第4話の「すいえい」の話も好きです。がまくんがちょっとかわいそうなのですが、とてもユーモラスで、思わず笑ってしまいます。

 

【お父さん・お母さんに、そっと読んでほしい絵本】

「おこだでませんように」

文:くすのきしげのり、絵:石井聖岳、小学館

特にお子さんが、親や先生に叱られるようなことばかりして困っている保護者の方におすすめの本です。悪いことをするにも、その子なりの理由があり、本当はほめられたいのです。子どもを見る目がちょっと変るかもしれません。

 

「おとうさんはウルトラマン」

作:みやにしたつや、学習研究社

単身赴任をしていた時、研修会でこの本の朗読を頼まれました。読み始めたら、実家に残してきた可愛い息子を思い出し、辛いことがあっても家族を守るために頑張ってきた自分が重なって、思わず涙が出てしまって困った本です。

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